Notice

2024年度
健康保険組合 決算概要

○収入は、保険料率改定、報酬増(平均標準報酬月額・賞与の増加)、被保険者数減少幅の抑制により、
対前年で43億円増加しました。

○支出は、医療費、納付金等、保健事業費がいずれも減少となり、対前年で▲4億円減少しました。

○「65歳以上の医療費をまかなうための国への納付金等」も、過年度調整による負担減により、対前年で▲2億円減少しましたが、高齢者医療に関する重い負担は今後も継続すると見込まれます。

○結果、2024年度の実質収支は、対前年で47億円改善し、26億円の黒字転換となりました。

  • 医療費総額・前年度比

    医療費総額は対前年で99.1%に減少。

    ・医療費は、新型コロナ流行に伴い2021年度から急増し、一人当たり医療費も高い伸び率が継続

    ・2023年度以降は、新型コロナの5類移行、被保険者数の減少もあり、総医療費は高止まり傾向であるが、一人当たり医療費は引き続き対前年増加 

  • 一人当たり医療費・前年度比

     

  • 納付金等(調整後)の推移

    国に納める納付金等の総額は、近年は安定的に推移。ただし、一人当たり納付金等は増加傾向。今後は、高齢化・少子化に伴う負担が更に増加見込み。

    ①前期高齢者の医療費を現役世代が支える前期高齢者納付金に「報酬調整(1/3総報酬割)」を2024年度から導入。

    ②少子化対策の一環で、子ども・子育て支援金制度が2026年度から導入予定。

2024年度の決算内訳(一般勘定)

一般勘定決算の特徴

①被保険者数は、対予算で月平均790名増加、対前年では▲687名の減少となりました。

②保険料収入は、保険料率改定、報酬増、被保険者数減少幅の抑制により、対前年で41億円の増収となりました。

③保険給付費は、コロナ禍以降増加し続けた医療費の高止まり傾向、被保険者数減少により対前年で▲1億円減少(対前年99.1%)となりました。ただし、一人当たり医療費は引き続き増加しています。

④納付金等は、過年度調整による増加幅縮小の結果、83億円と対前年で▲2億円の減少となりました。

⑤保健事業費は、一部事業の縮小・廃止等により、対前年で▲0.7億円の減少となりました。

⑥結果として、実質収支は対前年47億円改善し、26億円の黒字転換となりましたが、今後も医療費増加が続く場合、また、納付金等の負担増が見込まれることから、2026年度から再び実質収支が赤字化する可能性があり、その数年後には料率引き上げの検討が必要となる状況です。

2024年度の決算内訳(介護勘定)

介護保険決算の特徴

①介護保険料収入は、保険料負担者数の減少の一方で、報酬増により32億円となり、対前年で1.9億円の増加となりました。

②介護納付金は、過年度調整の影響で27億円となり、実質収支は5.5億円の黒字となりました。

③現在の介護保険料率で保険料収入を横ばいと見込むと、介護納付金の増加により、実質収支は2026年度に再び赤字化する可能性があり、その数年後には介護保険料率の引上げが見込まれる状況です。

被保険者の適用状況

2025年6月末現在

被保険者数 計56,607人
うち任意継続被保険者 1,394人
うち特例退職被保険者 1,439人
うち前期高齢者(65歳以上) 5,603人
一人当たりの標準報酬月額 347,124円
被扶養者数 21,403人
うち前期高齢者(65歳以上) 1,103人

健康保険組合の財政健全化に向けて
ご協力をお願いします!

▶ 多くの他健保と同様に、医療費増加・国への納付金増加・高齢化等により、第一生命健康保険組合も厳しい財政です。今後は、高齢化・少子化に伴い納付金負担はさらに増加する見込みです。

▶ 社会保障制度の一翼を担う生命保険グループの一員として、一人ひとりが「健康増進」に真摯に取り組み、「健康寿命延伸」という社会課題の解決をリードしていくことが、結果的に当健康保険組合の財政健全化に寄与します!

マイナ保険証は、ペーパーレスによる健保支出の抑制にもつながりますので、積極的な登録・利用をお願いします!

このままだと医療費増加が止まらず健保財政を圧迫します!


医療費増を食い止めるには

医療費抑制・節約のポイント

日々のちょっとした心掛けも、皆で取り組むと大きな効果に!

健康増進

定期健康診断の確実な受診

がん検診を通じた早期発見

・対象者の確実な二次健診受診、特定保健指導の参加・卒業

QOLism 等を活用した健康キャンペーンの参加

・食生活改善、禁煙、ウォーキング等の生活習慣の改善

 
正しい健康保険の使用

・肩こり等の慢性疾患で整骨院にかかる場合は健康保険は使用不可

・労災には健康保険を使用しない

 
マイナ保険証の活用

・受診時に同意すれば、過去の診療投薬データに基づくより良い医療が受けられます

 
無駄な医療費の節約

・緊急時以外の時間外受診、薬のもらい過ぎ、重複・頻回受診はNG!

 
ジェネリック医薬品への切替

・ご自身のお薬代も安くなります!

 
風邪等の予防

・うがい・手洗いの励行!

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